____________ 夏休み。 私は荷物を持って 集合場所に来ていた。 蝉の声が響き 夏の暑さのイライラゲージを さらに上げる。 あの病院の日から 3、4ヶ月経っていた。 汗がダラダラと落ちる。 「お母さん!」 白いワンピースを着て 麦藁帽子をかぶった女の子・・・ 莢乃ちゃんが抱きついてきた。