うわっ、うわぁっ!!



何か妙に不気味で、逃げ出そうと足を動か…



え?



…足が動かない…!!



あたしがモタモタしているうちにもクマは近付いて来る。



ヤバい、早く逃げなきゃ…!!



その時、クマがあたしの目の前でピタッと止まった。



すると、バケツをスッと持ち上げ、傾け始めた。