この楽しさ…喜びを、今すぐ慶太くんに伝えたかった。



歌う事を、歌う事の楽しさをあたしに教えてくれてありがとう、って。



それと……



出会った時から感じていた、慶太くんへの感情。



今すぐ…―



「慶太くん!! あた…―!!」



振り向いた瞬間に感じた温もり。



「………慶太…く…ん…!?」