ちょっ…待っ…!!



「待って―――!!!!」



…え?



ここ…



どこ?



見渡す限り真っ白。



もちろん、頭上も。



遊園地の音楽もかかってないし、バケツを持った変なクマもいない。



で、そんなおかしな所にあたしは寝っ転がっていて。



真上に向かって、手のひらを突き出していた。