『あっ!!!大丈夫ですоそれより。あなたは???』

私はいかにも痛そうにしている右手首を見ながら言った。


「あっ!!やべぇ!!もう部活の時間だから行くわ!俺は大丈夫だから。本当にごめんなоооじゃぁ」




そう言い残して行ってしまった。



『今の人、面白かったねぇ☆』



私が言うと、サトはお腹を抱えて笑いだした。





そんなサトをあきれながら見てると、足下に青いハンカチが落ちていた。