「今日はもう帰るね。」

子供のころの話で盛り上がっていたがそろそろ帰らなくては。

「うん。またきてね!」

優も緊張がほぐれて、普通の優に戻った。

「うん。じゃあな!」

僕は手を振る。優も笑って手を振る。

まるで恋人のように、一緒にいて楽しかった。

「うちにもきてな~!!」

「うん!」

遠くになっても、手を振り続けてくれていた…