緑の木々がさわさわと唸る。

あの頃の僕は、甘ったれてた。

きっと来てくれる。きっと・・・。きっと。

もう僕はおじさんだ。

どんな子になっているかなんて知る由もないし

もう忘れているかもしれない。

でも信じて生きてきたんだ。

そう考えて、冷たい風を感じる。