前までワクワクしながら歩いた道。
手を繋いで送ってもらった。
迷子になった時、いつも走り回って探してくれた。
ケンカする度に仲直りしてあそこのケーキ食べに行った。
あそこのレンタル屋さんでDVDを借りる時
あたしはラブコメ、正尚はアクションを借りるって言って揉めたっけ…。
今さっきまで忘れていた正尚との思い出が頭の中で流れていく。
「…泣くなよ」
「…泣いてない」
あたしは泣いている所を見られたくなくて窓からの景色を眺めていた。
正尚…思い出をありがとう。
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