「保護してくれてるのかなって…思って見ちゃったの」




「携帯を?」




「うん…」




「それで保護してたのか?」




「…その前にロック掛かっててロックを解こうとしたの」




「解けたのか?」




「うん…あたしの誕生日だった」




「…そっか」



大地の腕に力が入った。




「それでメールボックス見たら…あたしのメール………」




「なかったのか?」




「あったよ。ちゃんと保護されてた」




「よかったじゃん」




「そこまではね」



それからは…