「ぢゃあねぇ♪」

「ばいばい沙羅あ!!!」

暗くなってあたしと海斗くんは沙羅の家から帰ることにした

「海斗っちゃんと送ってあげなよ」

「わかってるって!!ぢゃーな沙羅」

そういってあたし達は沙羅の家を出た


「あたし達付き合ってるんだね~」

「だな♪」

「あたし、だめだめだけどよろしくね!!」

「俺、紗菜に悲しい思い絶対させないから!!」

「ありがとう」

海斗くんがかけてくれる優しい言葉に顔が赤く染まる

空に見える月はまるで

あたしたち2人だけを照らしてくれているようだった











コレからは海斗くんだけをみなくちゃいけない

奏太のことは・・・

もう考えちゃいけないんだ




そう思うと少し胸が締め付けられた



奏太

あたしの初恋でした

あなたの彼女になることはなかったけど

少しの間だったけど

好きで居させてくれてありがとう



あたしは海斗くんの彼女になりました