「ただいま紗菜♪」

部屋に戻ってきた沙羅の後ろには


「か、海斗くん!!??」

「お、おう・・・」

海斗くんが立ってた

「ど、どーゆーことなの沙羅!!??あたしまったく話が読めないんだけど!!」

あたしは動揺して立ち上がった

「まあまあ♪そんなに気にしないで★ぢゃ、あたしは一階に居るから」

そういって沙羅はあたしと海斗くんを残して

下に下りてしまった

「ちょ、沙羅」

バタン

沙羅ったら何考えてるの!!??

あたしどうすればいいの!!?

海斗くんと二人っきりだなんて――・・・

ふたりっきり?

ふたりっきり―・・・


二人っきり!!??

あたしは急に恥ずかしくなって下を向いてしまった

やばい・・・顔絶対赤いし

海斗くん。お願い何か喋ってよ!!

や、でもここはあたしから話かけるべき?

え―い!!もおどうにでもなれ

「あのさ」