「おっはよ―奈々、紗菜♪」

朝、あたしと奈々が集合場所に行くとすでに沙羅が来ていた

「沙羅あ~!!??今日早いぢゃん♪何かあったの―?」

奈々も驚いていた


あたしたちより沙羅が先に来てるなんて・・・

ほんと、沙羅どーしたんだろ

「ん―じつはね、昨日優と逢っててえ~ エヘヘ♥」

沙羅はもったいぶってなかなか喋ろうとしない

何があったんだろ・・・

「え!!??もしかして沙羅、優と!!??」

奈々がさらに驚いたように言った

「うん♥沙羅、優とちゅーしちゃいましたあ♥」

沙羅がピースをしながら照れくさそうに話してきた

「「ええぇえぇぇえぇえ!!??」」

あたしと奈々は大きな声で叫んでしまった

「ねぇねぇ!!やっぱり、ちゅ―の時って味あるの!!??沙羅は何味だったあ!!??」

あたしは興奮してアホなことを聞いてしまった

「えっとねえ,優は、 ほっとレモン飲んでた後だからレモン味だったよ♥」

沙羅が幸せそうにのろけている


いいなあ―沙羅・・・

あたしもそろそろ新しい恋がしたいよ

「レモン味かあ・・・」

奈々が上の空でぼーっとつぶやいた