「いいから。ほら、行くぞ」


「あっ、うん」


和くんに手を引かれながら水族館の中へと入って行った。


「でも、絡まれたりしないと思うんだけどな」


「わかんないだろ」


「何で?」


「お前が可愛いから。しかも、今日は一段と可愛いし」


「えっ、そんなことないよ!!

(今日の格好、可愛いって思ってくれたんだ。嬉しい///)」


「お前、もう少し自分の容姿に自覚持てよな?」


「ほぇ?(?? 和くん、意味わかんない)」


「はぁ~…、お前って本当に鈍感だな」