そんなことを自問自答しながら、俺は舞凛の姿を探した。


暗い道を探し続ける和哉。


中々舞凛の姿を見つけられず、和哉は焦りだしていた。



くっそっ、何処にいんだよっ!!


お前に何かあったら…っ、俺はどうしたらいい?



不安が更に押し寄せ、和哉は更に焦っていた。



「舞凛―――っ!!」


頼む、どうかこの声お前に届いてくれっ!!



そう願い、和哉は大きく、舞凛の名を呼んだのだった。



[和哉side 終]