この前だって、[土代医院]って見ちゃって、

ここが和くんの家だったら…って思っちゃったし。


本当に私、重症ね。


こんなにも貴方ばかり考えて忘れられないだなんて…。


些細なことでさえも貴方を思い出しちゃうんだから…。


塾に行く度に、貴方の笑顔を思い出すの。


優しかった声、笑顔…手…。


楽しかった授業…。


全部が蘇って来る…。


それを思い出すと、やっぱり寂しく感じる…。


和くんがいなくなってから、凄く寂しく感じる…。


やっぱり寂しいの…。


何をしてもね、楽しくないの。