走ってる姿、見られるの凄い恥ずかしかった…。


それに合唱祭では、司会者やったり、文化祭では、

定番(?)のメイド喫茶でメイド服着たりして…。


そんな、いろいろな思い出が詰まった校舎とも今日でお別れ…。


そう思うと、更に涙が溢れ出て来た。


結局、堪え切れずみんなと教室で再び大泣きして、

卒業アルバムに寄せ書きして、話をして別れを惜しんだ。


だけど、時間は直ぐに来てしまうもので、

先生からそろそろ行くぞと言う声が掛かった。


みんな、渋々立ち、先生の後へと続いた。


下駄箱へと向かい、靴を履き、外へと出る…。


するとそこには、1、2年生の後輩たちが手でアーチを作って待っていた。


他には先生たち、保護者たちが待ち構えて、

後輩たちの後ろに同じように並んで立っていた。