「まっ、兎に角また明日から頑張れな」


と私の頭をポンポン叩いて言った。


「うんっ!!あと、これもありがとう」


「あぁ。お守りとしてお前に渡しただけだから」


「だけど、とっても嬉しい!!ちゃんと、失くさないように大切にするね!!」


「あぁ」


「じゃぁ…また明日ね」


「あぁ、おやすみ」


「おやすみ」


そう言って、まだ少し名残惜しかったけど、私は家へと入って行った。


さっきまで、本当に一緒にいたんだ…。


まだ胸がドキドキ言ってる…。


和くん、ありがとう…――――。


昨日よりもっと大好きになったよ、和くん。