「流石、俺の生徒」


「和くん…」


「ん?」


「頑張るからね。絶対に、合格するから」


「あぁ、合格楽しみに待ってる」


「うんっ!!」


「…」


私が返事をすると、和くんは微笑んで、頭を軽くポンポンとした。


たまにしてくれるこの仕草、凄く好き…。


恥ずかしさと嬉しさで、また顔が赤くなった。


「ほら、さっさと残り食え」


「あっ、う、うん///」


「食ったら、家まで送ってく」