時間は過ぎるのが早くて、もういつの間にか午後6時。


早く感じてるだけかもしれないけどね。


もう直ぐ、和くんと別れなきゃいけない…。


授業が明日はあるから、和くんとは明日も会えるからいいんだけど、

やっぱり何だか離れがたい。


もう少し一緒にいたい…。


だけど、そんな我が儘は言っちゃいけない…。


そうわかってるけど、やっぱり一緒にいたい…。


「舞凛、飯食ってく?」


「えっ!?」


嘘…まだ一緒にいられるの?


「ヤダ?」