どうしよう・・・



ッバン

春が走って教室を出ていっちゃった。

追いかけなきゃ・・・


私も行こうとして立った瞬間、

宮「行くな。」

って・・・
手を掴まれた。

追いかけたい。
でも、手が離れない・・・


私は静かに席に座った。

先生「矢野は、どうした。」

空「保健室にいきました・・・。」


春ぅ!・・・

空「どうしよう。」

宮「告白の返事は?」

空「・・・」

こっちもこっちで・・・

宮「考えといて。」


私の頭によぎったのは、
陸の笑った顔。


チャイムがなるまで待った。

春大丈夫かな?

どこにいるのかな?


チャイムがなった。



急いで、春をさがした。
いない。
どうしよう。


陸だ。
電話しょ。
春は携帯持ってないし。

この前、陸から聞いたし。

陸「もしもし。空?
どうした?」

空「春がいなくなったの!」

陸「なんで!」

空「私が悪いの!
どうしよう。」

陸「話しがよめないよ。
今、どこ。
今からいくから!」

空「―――だょ。」

陸「わかった。
待ってろよ!」


電話を切られた。

春!