空「私には、そんな言葉いらない。


じゃぁ・・・
ばぃばぃ。」

春樹「ま、まッ」

私は春樹の言葉を聞かないで電話を切った。

そして・・・

空「陸。
ばぃばぃ。」

陸「え!
どういうことだょ!」

陸が怒鳴った。

当たり前だよね。

空「もう関わらない。」

陸「そういうことかょ。
俺、馬鹿みたい。
お前、彼氏と別れたからやっと俺の所にきてくれると思ったのに
結局、勘違いだったのかぁ。
本当に馬鹿じゃん。」


陸。
ごめん。


空「ごめん。」

扉をあけて、
出ようとした瞬間・・・


手を引っ張られた。

空「キャッ。」

陸「俺、分かるよ。
お前、自分が汚いから合わないとか、どうとかだろ。」

空「ちがう。」

陸「じゃぁ
なんで泣いてんだよ!」

空「ごみ入ったから。」


やばい・・・
そんなことされたらぁ



陸「嘘下手。」


もう、やめて


空「ばぃばぃ。」


手を振りほどこうとした。でも、離れない。


陸「行かせない。」

空「離して!
離してょ!」

陸「いやだ。」


離して。


空「私は・・・
私は、汚いから、
陸や春樹といちゃだめなの!」

陸「やっぱり。」

あ・・・

空「・・・」

陸「汚くないって言ってるだろ。」