陸「空。
お前は汚くないよ。
お前はきれいだし、可愛い。
だから、自分をせめんなょ。
お願いだから。」


陸はそういって、私の肩に頭をのせてきた。

陸、私は汚いよ。
だから、あなたみたいな人といっしょにいちゃダメだょ。
陸の気持ち分かっちゃった。
でも、私はずるいから知らないふりをするね・・・

あなたを汚したくない。



春樹もごめんね。


空「ごめん。」

陸「?」


私はバックから携帯を取り出す。

ごめん。
陸、私、陸に期待させちゃうかもしれない。

でも、今、言わなきゃいけない気がするんだ。


私は電話をかける。


春樹「もしもし。」

空「あのね・・・」

春樹「空?
どうかしたかぁ?」

空「春樹、
ごめん。

私、春樹のこと傷つける。」

春樹「え?」

空「別れて。
別れてください。」

春樹「なんで!
忘れられない人がいいの?」


春樹ごめんね。


空「違うの。
その人とも、もう関わらない。」

春樹「空・・・

なんでだょ。」


春樹が泣いてる。


空「ごめん。
私のことは、忘れて。」

春樹「それは無理でしょ。俺はずっとお前のことが好きだよ。」