春、春樹、ごめんね。

携帯を開いて、
春樹にかけた。


・・・・・・

春樹「もしもし。」

空「春樹?」

春樹「空!」

空「ぅん。
心配かけてごめんね。」

春樹「空。
ごめんな。
俺、お前のこと1人にした。」

空「大丈夫。」

春樹「俺、最低だな。」

空「春樹は最低じゃないょ。」

春樹「最低だょ。」

空「そしたら、私のほうが最低だょ。」

春樹「な、なんで!」

空「ひどいこと言ったし・・・。
あとね、私、春樹が好き。」

春樹「え!」

空「でも、忘れられない人のことも好きなんだ。」

春樹「ぅ、うん。」

空「しかも、今、その人の部屋にいる。」

春樹「え・・・。」

空「春樹とわかれたあと、その人とあったの。
そして、お風呂貸してくれたんだ。
ね!私、最低でしょ。」

春樹「うぅん。最低じゃないょ。
その人、優しいな。
なんで、忘れられないの!?」

空「傷つきたくないから好きになるのやめたんだ。」

春樹「・・・」

空「春樹?」

春樹「ああ!なんでもない。
あのさぁ
今日はその人の所に泊まりな。


俺は、平気だから。」

空「え!
いいの?。
ありがと。」

春樹「その代わり、俺にちゃんと言えょ!」

空「ぅん。」

春樹「じゃぁ
おやすみ。」

空「おやすみ。」