たぶんそれから3時間はたった。


道路の隅で丸くなっていた。服の乱れも直さず・・・

「空?」

誰?

顔を上げた。
そこには、

空「陸・・・」

陸「どうしたんだ。
そんな格好で。」

陸が近づいてくる。

汚い。

汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い

私は、
汚い。


空「こないで。」

陸「どうした?」

空「私、汚いから。」

陸は、服の乱れからなにがあったか、分かったみたいだ・・・

陸「つらかったな。
もぅ、平気だょ。」

優しい言葉をかけてくれた。

空「ぅぅ・・・」

陸「もぅ平気だから。
空は汚くなんかないょ。
おいで。」

手を広げて、笑ってくれてる。
でも、なんか泣いてる気がする。

空「陸ぅ!」

私は抱きついた。

陸「ょしょし。」

子供を癒すかのように、私はの頭を撫でてくれた。






ありがとぅね。

陸。