快は春を家まで送ってってくれた。

私は陸に送られてる。
横にいる陸の横顔かっこいいな・・・

私がじって見てたら

陸「あんま見んなっ」

って、目を手でふさがれた。

空「前が見えない。」

陸「見なくていいょ。」

空「つまずくじゃん。」

陸「はいはい。」

っと言って手をどかしてくれた。
陸の手って、ゴツゴツしてて好き。

空「陸って、彼女とかいた?」

陸「な、なんで」

空「いゃ。
なんとなく。」

だって、ふつうに考えて結構いそうだし、
かといっていなかったら、こんなに女使いがいいってことは、遊んでるってことになるしさ・・・

とか、思いながら返事を待った。

陸「1人いた。」

やっぱかぁ・・・
あそんでたんだ。

空「いたんだ。
私、いないんだよね。
初彼氏とかわかんない。」

陸「まじかよ。」

空「だから、不安なことがいっぱいあるんだ。」

陸「へぇ・・・」


陸と私は違うんだよ。


空「ごめん。
このへんでいいよ。」

陸「家の前までちゃんと送る。」

空「いいよ。」

陸「送ります。」

空「ぁ、うん。
ありがと。」





陸「空、あの・・・」
空「私の家ここだから、バイバイ!
送ってくれてありがと。」