甘い言葉とか、ロマンチックな場面なんていらない…ただ、アナタのそばで笑って泣いて…アナタの話を聞いていれればそれだけでいい…
そんな私の幸せゎ…
ぜいたくなのかな?


…この話は、ある施設で一緒だった女の子と男の子の話。
ある日私は、日記をつけ始めました。フィクションなしの私の遠距離恋愛と日常生活を描いています。この小説が私と同じよーな恋愛をしている人の気晴らしになれたらいいな、と思います。
これからこの日記がどこまで続くかなんてわからないけど、
私はあの人を信じるって決めたんだ・・・





私は彼とある施設で一緒だった。
施設に居た時私は、ちっとも彼の事意識してなくて・・・
違う人と付き合ってたくらい。でも彼は違かったらしい。
中学2年の夏頃に私の事が「好き」かもしれないって事に気づいて
そこから1年以上ひそかに片思いしてたらしい・・・私って鈍感?
いやいや、だって信じらんない!そんな態度ちっともしてなかったし?
って言ったら、隠してたって言ってた。まあ、彼が言うにはだけど・・・
ってゆかむしろ彼の事、チャラいやつだと思ってたし・・・ごめん!
まさか付き合うなんて思ってもみなかった!自分でもびっくり!
でも今はだんだん彼の事がわかってきて、片思いの話もほんとだったんだって
信じてるんだー。
「今まで付き合ってきた人の中で一番あんたの事思ってくれてる人じゃない?」って、ママは言う。私もそー思う。なんの根拠があるのかって?・・・んー・・・
正直根拠なんてない。でも遊びじゃないって事は確か・・・だと思いたいだけとか言わないでー(笑)
私たちが付き合い始めたのは3月30日。あの頃はいろいろあって病んでた私を
支えてくれた。今でもすっごく私に一生懸命になってくれてるけど、
あの頃も今に負けないくらい一生懸命でいてくれてたと思うなあ。
なんてさりげなのろけ?わら

私は、施設で付き合っていた人がいた。中学3年の5月に付き合い始めた。
口がうまくてまあまあ顔がいい。だけど今思えば、消し去りたい過去の一つ。
施設に居るのもあと少しとなっていた12月頃、自然消滅・・・というか、
あいつの本性が出てきてたんだと思う。いや、元々そーゆー男だったのに
私が気づかなかっただけ・・・か・・・

いきなり冷たくなった。

目があっても笑顔をむけてくれなくなった。

無視し続けられた。

何を聞いても・・・無駄で・・・

「ねえ、なんか怒ってるの?」

何回聞いたかわかんないくらい・・・。

少し話してくれた・・・のは、私をけなす言葉。
少なくとももう私の事は好きじゃないだろう。
あんなに・・・あんなに・・・「好きだよ」って・・・
「別れよって言わないから言わないでね」って・・・
「信じて」って・・・言ってたのに・・・
他にもたくさんの言葉をくれた・・・
でもその彼はもういない。
あきらめなきゃ・・・あきらめなきゃ・・・
ずーっと施設でそー思い続けてきた・・・

そんな時にわかった真実。

「中1のやつと付き合ってるらしいよ」

え?

「なんか相手から告白されて、OKしたんだって」

・・・なるほどね。
そーゆー事か。違う人と付き合うのはかまわない。
別れよって言われたら、少しは傷つくと思うけど
別れよって言われないで、二股されるよりマシ。

施設を退園してからもっと深い・・・真実を知った。

・・・私の事は遊びだったらしい・・・

付き合い始めた頃からただの遊び。
暇つぶし・・・そんなことを言っていたって聞いた。

中1の子の事も、遊びで、
「退園できたらやって(セックス)捨てる」って言ってるって聞いた。
こんな男と付き合ってたのか・・・自己嫌悪がすごかった。
とことん男見る目ないんだな・・・ってやけに冷静だった。
悲しいとか・・・そーゆー感情じゃなくて・・・
自分が情けなくなって・・・あいつにはあきれた。

・・・私は・・・普通の・・・普通の恋愛がしたかっただけなのに・・・

そんなとき・・・今の彼が現れてくれた。
全く・・・タイミングいいんだから。
頼るしか・・・ないじゃんか。

最初は彼に対して・・・
本当にこんなささいな気持ちだった。    

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