「ねぇ、ライオンさん…
私を好き?」
寂しそうな目で
何度も繰り返し聞く君。
何があったのかは
聞かなかった…、
いや、聞けなかった…。
聞かれる度に俺は、
「好きだよ。」
って、答えた。
俺がこの後
ライオンに戻ることはなかった。
時々動物園には、
"さくら"と一緒に来ている。
母さんに会ったり
父さんに会ったり…。
ちなみに
彼女の名前は、
【さくら】
という。
小さくて可愛い
彼女にピッタリだと思った。
願いは
願えば、願うほど
きっと必ず叶うから…
「人を好きになった、ライオン。」
(完)
え~
「人を好きになった、ライオン」
を読んでくれて
ありがとうございました。
「人を好きになった、ライオン」
は、2週間ほど前…
中学の美術の時間
急に「あっ」
って、思いつきました。
皆さんにも
たくさん読んでいただけると
ありがたいです。
感想
レビュー
心よりお待ちしてます。
心菜。