「だ〜か〜ら!ニヤケすぎだってば。何いやらしいこと考えてんだか。」 「やっ、い、いやらしいことなんて考えてないって。人聞きの悪いこと言わないで!」 涼しさで調子の出てきた優に、冷やかされる。 確かに、妄想はしてたけど… 祐輔と一緒に並んで歩きたいなぁとか、 話しながら、さりげなくボディタッチしちゃおっかなぁとか、 くせっ毛に触りたいなぁとか。 でもでも! いやらしいことなんて考えてないし。