「ふぁ~眠た…。まだ寝たりないよ」 昨日から雨宮のところでバイトを始めた私は、意外とすること、覚えることが多くてさっそく寝不足。 「何、美月。寝不足?」 友達の純ちゃんは私の肩に手を置いた。 テニス部の純ちゃんは二年なのにエースで大会で、たくさんの賞を受賞している天才テニスプレイヤーなのだ! 「寝不足です…。純ちゃん見て、癒される!」 「暑苦しいわ、あんた」 「すんましゃえん」 男らしい純ちゃんが大好きです。