「許婚ってのは本当の話。あいつのばあさんがあいつを嫌ってるのも本当。だけど俺とあいつは結婚なんてしない」

「え、でも何かすごかったもん。うまいこと桜子さんの話に合わせてたじゃん。言葉に惑わされるなとかさ」

「それは~成り行き。演技してみただけ」

「…そうなんだ」

「あいつには恭平さんがいるから大丈夫だろ。ま、本当に転校してきたみたいだからこれからもあいつのこと頼むわ」

「うん!全力で!」


あ~一安心。今、気分すっごくいい!
これで悩む必要ないです。


メイド頑張ります!


中断なんてさせませんよ、まじで!