ルルルル・・・





ルルルル・・・







ぴっ






『はいっ!もしもし!』







「松澤
未来、見つかった

佐藤と未来の両親にも
言っといて」






『分かった!
本当 良かったぁ~・・・



てか
さすが龍♪やるねぇ~』







電話越しに龍をちゃかす
カナの声が聞こえる



カナも・・・
探してくれたんだよね




明日、お礼言わなくちゃ






「うっせー!!!」







『はいはい♪

じゃあ・・・


未来の事、頼んだよ?』





「任せとけ


またな」









プツッ









「ごめんね・・・


いっぱい迷惑かけちゃって・・・」










「ばーか


何も迷惑じゃねーよ




・・・


話、聞かせてくれねーか?


何があったのか




嫌だったら無理に言わなくて
いいからな」









優しい表情で言う龍








「ん・・・



あのね・・・」







私は龍に












全てを話した