「弦、あたしは永久の眠りにつこうと思う。」


決意表明虚しく心が折れました。


あれだよ数学とはウマが合わなかったのよ。


「まだ半分残ってますけど。」

「それは幻覚だよきっと。ベッド借りるぜよ。」


再び弦のベッドに体を埋め、弦の方を向いた。


「弦のベッド落ち着く。じゃおやすみ。」



「……マジかよ。」


小さく呟いた弦の声を聞きながら、眠りに落ちていく。



あぁなんて落ち着くんでしょう。



…なんだかんだでやっぱ弦のこと大好きなんだな自分。