アイヤバーイ。
マジヤバーイ。


のアイさんですね。


なんだろう、ちょっと感動。

まさかこんなに早くヤンキーに負けないと思うと豪語する睨みの持ち主さんに会えるなんて。



正面に立つ睨みのアイをまじまじと見る。


すっごい見る。


二度見する勢いで見る。



…………うん?


ヤンキーに負けないんだよね?

アイの睨み超怖いんだよね?



「聞いてる?ちょっと一緒に来てもらえるって言ったの。」



腕組みをしてあたしを見つめる目は大して怖くない。


いや、付け睫とマスカラとアイラインとで強調された目の原型を考えるとある意味恐怖だけど。