『馬鹿か?お前は!俺がいたら、邪魔になるだけだろ。2人で帰れよ!!わかったな?!』 ∥∥ 帰り。∥∥∥∥∥ 和羽は潤悟のことを、門の前で待っていた。 『ごめん!遅くなって。』 『大丈夫だよ!帰ろう!』 潤悟と和羽は、高校の近くの桜並木を2人並んで歩いた。 『ねぇ、潤くん。』 『ん?』 『潤くんは、私のこと好き?』 思いもよらない言葉だった。