『ううん……。あたしも潤悟を自由にするつもりだったし。ただ、あたしのかわりに海外に行くのは、違う…あたしが望んだことじゃない。』
『ギリギリまで悩んでたんじゃないかな…?俺は西野くんのお父さんとの仕事で帰らない日も多かったし、あんまり顔を合わせることもなかったけど…これ。』
『これ…潤悟が……?』
『華恋に渡しといてくれって。昨日、渡されたんだ。』
仁のくれたブレスレット……。
倉庫に散らばって、有沙ちゃんが持っていっちゃったのに。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…