『華恋…愛して……』
『…わかってる。潤悟、バイバイ!あたしは、仁と幸せになるから……。だから、あたしは潤悟が帰ってくるのを待たない。潤悟は、こっちに戻ってきたら、和羽ちゃんの所へ行ってあげて。じゃあ…………さようなら。』
あたしも潤悟に背を向けた。
あんなに側にいてくれた潤悟に、あたしはこんな言葉しかかけてあげられない。
潤悟の意志だっていうなら、あたしは潤悟の思い通りにするよ。
今まで、そうしてもらってたから…。
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