-- 夕方。----- 『夕日だ~!』 『あぁ。綺麗だろ?……あのさ、俺…』 『ん?どうした?』 『俺…やっぱり、無理だわ…!!』 『な…何が無理…?!』 突然の仁の言葉に、夕日を見ていた目を、仁に移した。 『そのお守り、俺からじゃないんだ。』 『俺からじゃないって?』 『西野からだよ。言うなって言われてたんだけど…』 『潤悟からだったか!』