『なあ。華恋は田崎のこと、今でも好き?』 あたしの横で潤悟がきく。 『え?』 あたしは潤悟の腕に寝ながら、潤悟の方に寄って、顔を見上げた。 『あ、うん。』 『そっか。一緒に住んでていつでも頼れんだから、何か困ったらすぐに頼れよ!』 『わかった。』 潤悟に抱きついたあたしは、寂しそうな顔をしたのがバレていないか不安だった。 -- 次の日の朝。--- 『じゃあ…!』 『あぁ!また連絡する!』