『…で?』





『俺や堺店長や田崎を守るために、ずっと青山家と1人で闘ってたんだよ。俺をあのバイト先から追い出せば良かっただけのことなのに、わざわざ自分が盾になったり…田崎に言えば済んだことなのに、青山かばったり…堺店長も味方につければ良かったのに、店長が危険になるからって……。』





『あいつは変わってねぇー……変わってなかったんだ…変わったのは、俺だった…。あいつに散々、「昔のお前なら」って言ってたけど俺、バカだったわ…。』




仁は、頭を抱え込んだ。