-- 次の日。-----




『失礼します。』




あたしは制服を持ち、事務所へと入った。



誰もいない。







あたしはロッカーの中に残っていた私物をバッグへと入れて、掃除をした。










『あら!あんた、来てたの?早く帰ってくれる?』





『ホント、ホント…いられるだけで迷惑っていうか、邪魔だし。』





『目障りですよね…こんな乱暴な人と一緒にいるのも嫌ですし。』




仕事が終わった人たちが、あたしに冷たい視線を送る。