『いや、別に。とにかく、強ぇーな!』 『うん!』 仁には、とても心を乱された。 これまで、あんまり話とかしなかったのに、あんな笑顔を見せてくれて。 ~~ 1年後。~~~~~ あれから、先輩たちはあたしに謝りに来て、それからは誰かが呼び出しをくらうようなことはなかった。 『1番ホーム、○○行き。まもなく発車します。』 遊びに来ていたあたしは、帰りの電車に乗り込もうとしていた。 『ん…?』