『最初はダルいって思いながらも、真面目に授業だって受けてたし、喧嘩なんかはしてなかったよ!!けど、こいつらが、この子の髪について文句言ってきたんだ!!』





『そいつの髪について…?』





『チャラチャラしてるって。この茶色の髪が、この子の地毛なのに。体育の授業の時間もいくらやっても、「その髪を変えてこなければ、点数はつけない。」って。それで…』




やっぱり…理由があった。







『わかった…。とりあえず、お前らが喧嘩ばかりしたことは謝れ。』