仁のメンツを潰すわけにはいかない。 『有沙ちゃんと田崎くんがいいって言うなら、ぜひ!ねぇ?潤悟。』 『あ…あぁ。そうするか!』 『じゃあ、まずはお昼だね!西野くんたちもこれからでしょう?』 『あぁ!』 『あ!私、トイレ行ってくるね。』 有沙ちゃんは荷物を置き、席を立った。 3人はとても…とても気まずい……。 有沙ちゃんがいた時の方がマシだった。