『潤悟、今まで色々とごめんねぇ。聞いても…いい?』





『ん?』




あたしと潤悟は、ソファーに腰かけながら向きあった。







『あたしの過去について…聞いた?』





『あぁ、あん時は意識が朦朧(モウロウ)としてたから、聞こえてなかったか!』





『あん時…?』





『警察署から病院に行く時。まぁ、いいや!今度、思い出にでも話してあげるよ!』




潤悟は、あたしに微笑みかけた。





『う…ん!』