あたしと潤悟は混雑した場所を抜け出して、お昼ご飯を食べることにした。 『じゃあ、頼んでくるから、ここに座って待ってて。』 『うん。』 潤悟が席を離れようとすると、 『あれ……?西野?』 前から、潤悟に話しかける声が聞こえた。 『田崎…!あ、青山とデートか。』 『あぁ!お前は…デート?!……って、いつ彼女出来たわけ?』 仁だ…。