『…同じ中学ではなかったんですけど、有名だったんです。隣の中学の子が凄く強くてカッコイイって。正義の味方みたいなその子に、憧れてる女子もたくさんいました。』
『その子っていうのが…』
『華恋です。見かけたことはあったんですけど、俺もカッコイイって思うくらいでした。まぁ、まさかその子が、あの華恋だとは思えなくて、最初は半信半疑でいたんですけど。返事をきいて、あの華恋だ。って、思いました。』
潤悟は最初から、気づいてて、そんな華恋の全部が好きだったんだ。
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