日高もこの言葉をきいた後に、気を失った。







『終わ…ったぞ。』




あたしの合図で翔は録音をやめ、警察官はサイレンを鳴らし、倉庫へと入ってきた。







『こ…こういうことか……。事情が聞きたい。署まで来てくれるか?』





『ちょっと、待ってくれないか…?急いで病院に運ばないと、このままじゃ血が……』





『先…生……あたしの計画……つぶさないで…くれる……?悪いけど…軽く止血だけ…頼むよ……。あたしは…いかなきゃ…。』