『なら!!掴まえとけよ!それが、華恋の望みだっただろ?!……なんて、俺も田崎くんと同じ立場だったら華恋のこと、ほっとけなかった。それに、田崎くんと同じように、思ってたよ。』





『あいつが、有沙と前みたいに仲良くしてほしいと思ってたのは…わかってます。あいつがいなくなって少ししてから、なぜだか有沙は、今まで通りに接してくれるようになったし、俺も距離を置くのをやめて、元通りになった…。……で、あいつに何があったんですか…?』




仁は前に乗りだして、聞いた。