「仁。今日は帰る予定だけど、仕事が終わらないから、遅くなるよ!」 あの言葉を最後に、華恋とは連絡がとれなくなっていた。 潤悟にきいても、「華恋の話は…ちょっと…」と、言われて詳しいことはわからないまま、もう2ヵ月。 あいつ…何もねぇーだろうな…。 ---そして、 翔の家。----- 翔は1人広いベッドで、仰向けになっていた。 [ あたしは脚立から落ちて……間に合わずに死んだってことにして。]