『西野くんは、来年の3月頃に、海外研修に行かせる予定だから。いつ戻ってこれるかは、わからないけど!まぁ…華恋ちゃんはその時にはいないから、関係ないか。』




潤悟…が……海外研修に…?







『さようなら。』




3人はそう言うと、さっていった。







ここを…出な…きゃ。




あたしは、もう立ち上がることも出来ない体を引きずりながら、事務所に向かってバッグを取り、外に出て鍵を閉めた。





きっと…血は、つかいの人が処理をしに来るのだろう……。